NAIST&B-Bridge シリコンバレーを肌で感じるONLINE研修 2022/3/12~17

新型コロナウイルスはわたしたちの実生活へ大きな影響を及ぼしており、Afterコロナの社会では、従来の経済活動を地域単位で見直すことができる視野を持ち、IT ツールの活用技術を備え、地方創生のためのイノベーションを起こすことができる人材が求められる社会になっていくと考えられます。

奈良先端科学技術大学院大学では、このようにFace-to-Faceで海外でのアントレプレナーシップ研修を実践することが難しい現在の状況においてもビジネスによる社会変革を目指す方を対象に、米国シリコンバレー発のオンラインアントレプレナーシップ研修を提供します。

アントレプレナー育成活動において豊富な経験を有する現地 B-Bridge International, Inc. の協力のもと、本研修では、自分ができることを地域単位で見直したうえで問題提起を行い、その解決策を考え、新規ビジネスとして提案するアントレプレナーシップを体験することを目的に、そのすべてをオンライン上で行うことで、物理的な距離や対面での活動、モノ・コトの実体にとらわれず、広い視野をもって“今”の世界の現状を“視る”力と新しい社会を創造する力を育成します。また、研修後にはB-Brideによる起業相談等のアフタフォローを予定しています.

スケジュール:
2022年3月12日、16日、17日の3日間、各日9時~15時(日本時間)、食事休憩時間含む

現地(CA)時間 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30
日本時間 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30
3/10(木)   プレセッション  
3/12(土) オリエンテーション アントレプレナーシップ講義1
石川洋人
「グローバルなマーケティング活動とは」
Lunch Break アントレプレナーシップ講義2
Wendy Oh
「米国で働くとは、ファイナンシャル概論」
自己紹介1・
チームビルディング
3/16(水) 自己紹介2・
グループワーク
アントレプレナーシップ講義3
佐藤公一
「GAFAで働く」
Lunch Break アントレプレナーシップ講義4
桝本博之
「アントレプレナーシップ」
 
3/17(木) 自己紹介3 グループ発表

総評
異業種交流会
 
研修内容:
①シリコンバレーの現状を理解し、どうしてこの産業クラスタが発展しているのかを考察する。
②アントレプレナーシップの概要を理解し、この精神を継続して実施する上での考えを取得する
③コミュニケーション能力を高めプレゼン力、自己PR力を向上させる。
④短期間で作り上げたチームメンバーとの具体的ビジネスプランの構築とその実施性を考える。
 
メイン・オーガナイザー:
桝本博之
CEO &President, B-Bridge International, Inc.

日本の大企業での経験、アメリカのベンチャーでの経験、アメリカでの大企業での勤務 経験を活かし、米国でベンチャー創業。 同志社大学卒業後、東洋紡で診断薬や試薬の海外販売を手掛けた。1996年、シリコンバレーの研究用試薬メーカーに転職し、渡米。2000年、研究試薬の販売会社B-Bridge International, Inc.を設立。世界に顧客を抱える企業に育て上げる。15年、現地の起業家仲間とSilicon Valley Japan College (NPO)設立。現在は、教育・研修・地方創成・アスリートのデュアルキャリア支援を中心に活動中。
講師(予定):
石川洋人 
Takeoff Point執行役 社長

慶應義塾大学卒業後、JPモルガン・投資銀行部門に入社。2003年に、ソニーに入社し、海外事業を担当。2009年にミシガン大学にてMBA取得後、CEO室でCEO/CFOスタッフとして構造改革やM& A案件を推進。 2015年にTakeoff Pointを設立。ソニーの新規事業や、シリコンバレーのスタートアップに対するビジネス支援や人材育成サービスを提供。また、複数のアクセラレーターでアドバイザーを務めながら、日米の大学・高校で非常勤講師として起業家教育にも携わっている。
 
佐藤公ー
ソフトウェアエンジニア、Google

長崎県出身。1989年東京大学理科I類入学、1993年 東京大学工学部電子工学科で学士号取得。研究は顔画像を利用した表情分析。卒業後、三菱電機に入社。姫路製作所にて車載画像認識システム担当し、トラック用 車載画像処理装置である、MDAS(運転注意力モニター)を担当した。1998年に同社を退社後、The University of Texas at Austin, Electrical and Computer Engineeringに入学、Activity Recognitionの研究を行う。2006年にPhDを取得後、Sealed Air Corp. 入社してシリコンバレーに移住。食品管理用画像認識装置、衛生用画像認識装置の研究開発に携わる。会社自体は大きい企業であるが、実際、Create Technologies, Inc.という小さいベンチャー組織の中で仕事をしていた。2014年に同社を退社後OAS Design Group, Inc.に入社し次世代業務用オーブンを開発する。ハードウェア、ソフトウェアを含む電気系全般を担当。2018年に退社後、MagicLeap, Inc.に入社。ARグラス開発を行う。画像を用いた位置情報を計算する部署に配属される。2020年、Amazon, Incに入社。セルフチェックアウト機能のついたショッピングカートの開発に携わる。2022年、Googleに入社。GoogleHomeの新機種のプロトタイプ作成に携わり、現在に至る。上記と平行して、2008年に友人とワインの輸出入事業を立ち上げ、ナパワインとその文化を日本に紹介する仕事を行っている。また、2009年には、友人とPeopleWave, Inc.を立ち上げ、脳波センサを用いたアスリート用マインドトレーニングキットを開発、発売する。2016年からは、「日本を元気にしたい」という思いより、シリコンバレーに大学を創設する活動を開始する。現在、前身組織であるSVJCにてボードメンバーとして活動中。趣味はスキー。最近、小型飛行機を4人の友人と購入した。それを使って、パイロット免許取得のため日々奮闘中。
 
王密(おうみち)/ Wendy Oh
World Financial Group Marketing Director

中国北京出身。元昭和女子大学(助教授)で15年間教鞭をとり、NHK衛星放送でのニュースキャスターやフリージャーナリストとして民放で中国情報に関わる番組のレギュラーでの出演をしていた。一方、大学院生時代から自らビジネスを起こし、貿易や日本トップ企業の中国への国際化に携った。2001年に早期リタイヤをきっかけにハワイに移住し、八年後再びシリコンバレーを目指して起業家として再チャレンジをしてきた。
 現在World Financial Groupという総合金融サービスのプラットフォームでMarketing Directorとしてファイナンシャルパフェションナルサービスを運営する傍ら、中小企業のコンサルチングやアントレプレナーシップのコーチングに情熱を注ぐ。信念として、実践たる教育の機会があらゆる人にあるべし。アントレプレナーシップを深めることを通して、個人として国境なきの生活真髄に迫り、コミュニティーやまた社会の環境を改善できると信じている。
 
使用言語: 主に日本語

参加費:  無料

参加資格: 原則大学生以上.応募多数の場合IDEAコンソーシアムプログラムの受講者を優先​​​​​

募集人数: 15名程

応募方法: ウェブフォームによる申込みこちら

応募締切: 3月11日(木)17:00 (延長しました)

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